SDGsの取り組み
ヒルタのサステナビリティ
2015年に「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連で採択され、持続可能な社会に向けて企業の果たす役割は重要になってきました。現在、ヒルタ工業では「仕事によって社会に尽くそう」の理念のもと、企業活動のなかでSDGsの優先課題を選定し、積極的に取り組んでいます。
ヒルタ工業の優先課題
クルマも人も効率的に省エネ対策
クルマも人も効率的に省エネ対策
強度を保ちながら部品そのものの軽量化を図る技術の開発に取り組み、自動車の低燃費化を目指しています。そのため超ハイテン材活用の設計・開発にも積極的に取り組んでいます。従業員は日々の活動において生産性の効率化を図り、環境への負荷を削減しようとの目標のもと、省エネ実例集を社内に掲示するとともに、毎月1回省エネ委員会による社内への徹底を行っています。また、国内のみならず、海外グループ会社においても「ISO14001」の認証を取得しています。
環境の保全に取り組む
環境の保全に取り組む
瀬戸内海に面した笠岡工場では瀬戸内の美しい海の水質を守るために、工場からの排水について厳しい基準をクリアした状態を保っています。自動車部品の材料として使用する鉄や樹脂の端材はすべてリサイクルすることで廃棄物を減らし、限られた資源を有効活用して環境保全と循環型経済の両立の実現を目指しています。また、入荷の際のダンボール廃止、リターナブル容器の活用なども行っています。
女性や外国人にとって働きやすく
女性や外国人にとって働きやすく
女性活躍社会の実現に向けて女性の採用を増やし、女性が出産後も働きやすい雇用環境を整えるための行動計画を策定し、実践しています。外国人技能実習生及び特定技能の受け入れを積極的に行うことで、数多くの外国人が活躍しています。また、海外拠点においても多くの雇用を創出すると同時に、女性も製造に携わり、女性管理職の実現も果たしています。
社員の働く意欲をアップする
社員の働く意欲をアップする
従業員のモチベーションをアップするため、スキルアップ教育訓練制度を採用、専門的なものから公的なものまであらゆる資格取得を応援しています。また、従業員の健康はもちろんのこと、長期的に会社の経営を向上させるため、「健康経営優良法人」取得を目指しており、申請に向けて準備を進めています。
産官学による新たな技術革新を
産官学による新たな技術革新を
高度な開発技術を有する強みを生かし、新たな技術開発の模索にも取り組んでいます。行政による補助金制度を活用し、これまでに岡山大学、岡山理科大学などの地元大学や関西の大学との共同研究を行い、シミュレーションシステムなどの開発を行ってきました。今後も機会があれば産官学による新たな技術開発にも取り組んでまいります。